学校法人福原学園教育フォーラム2009「乙武洋匡」トークライブを1月24日(土)、天神イムズ9Fイムズホールにおいて開催しました。
当日は大雪という悪天候にも関わらず、福岡市近郊の高等学校関係者を始め430名以上の参加者が集い、会場は立見がでるほどの盛況ぶりでした。
学園理事長のあいさつの後、トークライブに先立ち、九州共立大学生田講師による九州共立大学、九州女子大学の教育紹介が行われました。この紹介の中で、現在九州共立大学が取り組んでいる「実践的キャリア教育」の実例として、経済学部スポーツビジネスコースのゼミ生2名が登場し、自分達がゼミ活動の一環として様々なスポーツイベントの企画・運営に携わってきた経験談を披露。学生が主体的に活動することができる九州共立大学の特色を存分にアピールしました。
その後、ステージに本トークライブのコーディネーターである九州共立大学経済学部森部特任講師、小学校教諭で九州共立大学のサポーターとしても活躍している乙武洋匡氏、タレントで本学園の特別講師である山本華世氏が登場。「夢」、「転機」、「挑戦」をキーワードに、3者によるトークが約1時間にわたって繰り広げられました。
乙武氏は、自身の「転機」について、大学生のときに執筆した「五体不満足」がベストセラーになったことをあげ、その後一旦はスポーツライターとして活躍するも、長崎で起きた幼児誘拐殺害事件がきっかけとなり教育に関心を持つようになると、今度は小学校の教諭に転身。二度の転機を経て、「現在は小学生を相手に悪戦苦闘する日々です。」と、ユーモアも交えながら教師としての体験について語っていただきました。
タレントとして活躍されている山本氏も、プロバスケットボールチーム「ライジング福岡」の球団代表に就任したことが一つの「転機」となり、これまで以上に多忙な日々を送る中、様々な人と関わりを持つことで、「自分自身の視野も広がった。」と現在の心境について語っていました。
最後に乙武氏は、「夢を実現させるために言い訳をしたくない。障害を言い訳に夢を避けていれば全ての困難から逃げ出すことになる。皆さんも、困難なことに対して言い訳をせず、どんなことにもチャレンジして欲しい。」と熱いメッセージを残し、トークライブは大成功のうちに幕を閉じました。
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