|
令和7年7月22日(火)自由ケ丘会館において、福原学園衛生委員会主催のAED講習会が開催されました。
本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、スポーツ学部の名頭薗亮太先生を講師としてお迎えし、「心配蘇生法とAEDの使い方を学ぶ」のテーマのもと、教職員 計17名の参加がありました。
講義では、心臓突然死とAED(自動体外式除細動器)についての説明があり、CPR(心肺蘇生法)とAEDの理論と実践についてお話を伺うことができました。
日本では、6分に1人が「心臓突然死」で亡くなられていますが、一度心肺停止状態になっても、状況によっては助けることができるそうです。その際、電気ショックを与えることが唯一の治療方法となり、電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%も低下していくとのことです。私たち一般市民が、初動対応として心肺蘇生法およびAEDの使用を躊躇わず、迅速に行うことで、救命率を大幅に向上させることができると学びました。
また、実際に救急車を要請した際、学園敷地内をどのように誘導するべきか、地図を見ながら確認を行いました。通報は、具体的にわかりやすく伝えることを念頭に、救急車が侵入可能なルートを日頃から認識しておくことが重要であると学びました。
最後に、心肺蘇生訓練用のマネキン人形を用い、実際に胸部圧迫とAEDを活用して、緊急時の対応を体験しました。胸骨圧迫の速さ、深さを点数化する機器を利用し、満点に近づけるための重要なポイントをご教示いただきました。
 
<受講者アンケートより>(原文のまま)
・毎年参加して、知識・処置要領等について再認識できました。
・部活動をみる時に大変参考になると思いました。
・すごく勉強になりました。有難うございました。
・AED講習は1回だけだと本番でうまくいかない場合も多いと思ったので複数回参加しないといけないと思いました。
・本日は貴重なお話ありがとうございました。講話だけでなく、実演もあり非常に良い経験になりました。私自身部活動の顧問をしているので、振り返りをしようと思います。
・胸骨圧迫もすごく体力がいるものだと実感しました。また、救助者を見つけた後にも協力者へ的確に指示をだすことも助かるひとつの要因だと認識できました。
|